「倦む」の読み・意味

退屈な人
「倦む」は「うむ」または「あぐむ」と読み、

  1. 嫌になる、飽きる、飽きて疲れる、退屈する
  2. 気を落とす、失望する
  3. 物事をやり遂げることができず、嫌になったり、持て余すこと

といった意味があります。

1の意味で使う場合は「む」と読み、同じ状態が長く続いて、そのことにうんざりする様子を表します。

1、2の意味で使われる場合は「んずる」とも言われます。

3の意味で使われる場合は「あぐむ」と読まれ、物事が行き詰ってどうにもならなくなり、困る様子を表します。

「倦む」の使い方・例文

  • 倦まずたゆまず努力を続ける
  • 働き続けて、仕事に倦む
  • 倦むことを知らず、読書に耽る
  • 何もすることがない日々に倦む
  • 不景気な世の中に倦んずる
  • 仕事が上手くいかず、倦んずる気持ちで家に帰る
  • 解決策が思い浮かばず、考えあぐ
  • 敵が罠を仕掛けているかもしれないと思い、攻めあぐ

「倦む」の類語

類語 倦怠・倦厭・退屈・屈託・食傷・辟易・見飽きる・面白くない・嫌気が差す・うんざり、げんなりする・どうでもよくなる・あくびが出る・こりごり