「呵責」の意味・読み方
「呵責」の読み方は「かしゃく」と読み、厳しく叱り責めること、責め苛むことという意味です。
「良心の呵責」という言葉でよく使われますが、これは自分の中にある良心が自分を叱る、責め苛むという意味があります。
例えば悪いことをした人に「良心の呵責はないのか」と訊くことがありますが、これは「あなたの良心は、自分のしたことを悪いと思わないのか」「反省しようという気持ちがないのか」と、相手の心を責めたり、反省させようとする意味合いで使われます。
「呵責」の使い方・例文
- 良心の呵責を感じて、犯人は自首した
- 人を裏切ったことで、後から良心の呵責に苛まれる
- 過去の過ちから、呵責の念に捉われる
- あの人には、まるで良心の呵責というものがない
- 「罪悪感はないのか」と悪人を呵責する
「呵責」の類語
類語 |
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問責・詰責・面責・譴責・苛む・絞る・咎める・剣突く・お目玉・大目玉・叱り付ける・吊るし上げる |