「崇める」の意味

「崇める」は「あがめる」と読み、

  1. 神聖なものとして敬うこと
  2. 非常に価値があるもの、絶対的なものとして敬うこと
  3. 大事に扱う、寵愛する

といった意味があります。

「崇める」の使い方

登山

  • 神仏や先祖を崇める
  • その英雄は神のように崇められた
  • 雄大な景色、自然を崇める
  • その壺は代々伝わる秘宝として崇められている

「崇める」と「祟る」は漢字が異なる

「崇める」と「たたる」の漢字は似ていますが、よく見ると字体は異なり、それぞれの漢字の意味も違っています。

「崇める」の「崇」という漢字には高い、尊ぶといった意味がありますが、「祟る」の「祟」には、神仏などが人を戒めるために起こす現象や、何かが原因となって悪い結果が起こることなどの意味があります。

「崇める」と「拝む」の違い

参拝する人
「崇める」は、神仏などを敬う人の心を表していますが、「拝む」は敬うものに礼拝する、心から願うといったときに使われます。

つまり、尊敬するものを大事にする気持ちを表すなら「崇める」、更に崇めている神仏や人などに願い事をするなら「拝む」が使われます。

「崇める」の類語

類語 意味
崇敬・尊崇・崇拝・推尊すいそん 尊敬して崇める
礼拝・拝礼・敬拝 敬い拝む
礼讃らいさん 褒めたたえて敬う
畏敬いけい敬畏けいい 敬いおそれる
敬仰けいぎょう景仰けいこう欽仰きんぎょう欽慕きんぼ讃仰さんぎょう 偉大なもの、人格の高い人を仰ぎ尊ぶ