「蔑む」の意味・語源

「蔑む」の読み方は「さげすむ」と読み、自分より劣ったものとして見下すという意味があります。

「蔑む」は、自分より人格・能力が劣っている、価値が低いと思う感情に対して使われる言葉です。

元は「下墨さげすむ」という言葉が語源で、大工が墨縄で柱などの傾きを調べることを「下墨さげすみ」と言いましたが、それが物事や人物を推し量るという意味になり、また悪い評価に対して使われるようになりました。

「蔑む」は稀に「貶む」と書かれることもあります。

「蔑む」の使い方・例文

  • 噓つきを蔑む
  • 不真面目な人を蔑む
  • 蔑むような目で見る
  • 蔑むような冷笑を浮かべる
  • 馬鹿にされても蔑まれても諦めない

「蔑む」の類義語・対義語

類義語
軽蔑・侮蔑・蔑視・蔑称・軽侮・侮る・貶める・舐める・見くびる・見下げる・甘く見る・軽んじる・踏み付ける・踏みにじる・下目に見る・眼下に見る・尻目に懸ける
対義語
敬う・崇める