「三白眼」の意味

「三白眼」の読み方は「さんぱくがん」と読み、黒目が上に寄り、左右・下部の三方に白目がある目のことです。

また、黒目が上に寄っている目は「上三白眼」、黒目が下に寄っている目をは「下三白眼」と分類されます。

文章表現では、三白眼の人でなくても、上を見上げる目、睨みつける目付きや鋭い視線を「三白眼になる」「三白眼で睨む」と表現することもあります。

更に、黒目が小さく、上下左右に白目がある目のことは「四白眼しはくがん」と呼ばれます。

「三白眼」・「四白眼」の人相学

人相学で、三白眼は勝気で集中力に長けており、物事を成し遂げる力があるとされます。

ただ、それが悪い方へ力が発揮されると執念深さに変わり、トラブルを起こすことから凶相とされています。

また、四白眼は頭は良いが、落ち着きがないとされています。

鬼のように目を剥いている目は人を裏切る、黒目が定まりにくい目は喧嘩・争いを好む、黒目が出っ張るように強調されて見える目は攻撃的など、自ら問題を起こしたり、問題に巻き込まれやすいといった凶相とされています。

「三白眼」の使い方・例文

  • 三白眼の彼は、大人びた印象を与える
  • 三白眼を鋭く尖らせて怒る
  • 彼女は三白眼になって彼を見た
  • 見上げる目付きが三白眼になっている