「斜陽」の意味

「斜陽」の読み方は「しゃよう」と読み、

  1. 西に傾いた太陽
  2. 栄えていたものが、時勢の変化で没落しかかること

といった意味があります。

2の意味では、社会の変動によって没落した上流階級を「斜陽階級」「斜陽族」と言うことがあります。

使い方・例文

西に傾いた太陽

  • 斜陽の赤い光
  • 明るい斜陽が射す
  • 斜陽に彩られた部屋
  • 斜陽が街を照らす

栄えていたものが、時勢の変化で没落しかかること

  • 最盛期を過ぎて斜陽となる
  • 第二次世界大戦後、鉄道は斜陽産業となっていた
  • 上流階級の大部分は、戦後斜陽族となった
  • 人生の斜陽に差し掛かる

類語

西に傾いた太陽
夕陽・斜日・落日・落陽・入り日
栄えていたものが、時勢の変化で没落しかかること
凋落・低落・傾く・廃る・弱化・下火・衰微・衰弱・退廃・衰える・弱まる・寂れる・朽ちる・地に堕ちる・盛者必衰