「斜に構える」の意味

「斜に構える」の読み方は「しゃにかまえる」または「はすにかまえる」と読み、

  1. 剣道で、刀などを斜めに構える
  2. しっかりと身構える、改まった態度を取る
  3. まともに対応せず、皮肉やからかい、気取った態度を取る

といった意味があり、1の意味が転じて3の意味を持つようになりました。

近年は、3の意味でよく使われる言葉です。

使い方・例文

剣道で、刀などを斜めに構える

  • 刀を斜に構えて相手と対峙する

しっかりと身構える、改まった態度を取る

  • 斜に構えて相手の話を聞く

まともに対応せず、皮肉やからかい、気取った態度を取る

  • 斜に構えた態度で物事を見る
  • 世間に対して斜に構える

類語

しっかりと身構える、改まった態度を取る
(四)角張る・筋張る・鯱張しゃちほこばる・堅くなる・儀式張る・格式張る・襟を正す
まともに対応せず、皮肉やからかい、気取った態度を取る
風刺・嫌味・難癖・揚げ足・諷する