「撓む」の意味

「撓む」の読み方は「たわむ」と読み、

  1. 他から力を加えられて、弓なりに曲がる
  2. 飽きて疲れる、心がくじける

といった意味がありますが、1の意味でよく使われます。

1の意味では「枝が撓む」のように、硬くて曲がりにくいものが反り曲がるときに使われる言葉ですが、「弓なりに撓む道」「地層が撓む」のように比喩として使われることもあります。

使い方・例文

他から力を加えられて、弓なりに曲がる

  • 屋根に人が乗ると撓んだ
  • 撓んでいる造りの橋
  • 骨が撓むほどの力
  • 金網が大きく撓み歪む

飽きて疲れる、心がくじける

  • 倦まず撓まない努力
  • 毎日文章を撓まなく書く
  • 撓まず攻撃を続ける
  • 決心が撓むことはない

類語

他から力を加えられて、弓なりに曲がる
湾曲・下垂・反る・弛む・垂れる・カーブ