「知恵熱」の意味
「知恵熱」とは、乳児の智恵がつき始める頃、突然出る原因不明の熱のことを言います。
生後6か月前後の乳児に見られるもので、昔は原因不明のため「知恵熱」と言われていました。
現在は母子免疫の低下に伴って感染症にかかりやすい時期ということが分かり、発熱の原因は風邪(呼吸器疾患)、咽頭炎などが多くの原因とされています。
大人の「知恵熱」
深く物事を考えたり、頭を使い過ぎて熱が出ることを「知恵熱」と言うことがありますが、「知恵熱」の意味は乳児が発症する原因不明の熱のことです。
最近は本来の意味ではなく、考え事をして熱が出るという意味で使う人も増えましたが、そうした意味で使うのは、本来は誤用になります。
類語
熱を出すこと |
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発熱・熱発・微熱・高熱・体熱 |