「暑さ寒さも彼岸まで」の意味
「暑さ寒さも彼岸まで」という慣用句には「彼岸を過ぎれば暑さ寒さも和らぎ、過ごしやすい気候になる」という意味があります。
そうした意味から「辛いことも季節が過ぎれば、いずれ去っていく」という、ことわざとして使われることもあります。
また「暑さ寒さも彼岸ぎり」、「熱い寒いも彼岸まで」、「暑さ(寒さ)の果ても彼岸まで」といわれることもあります。
彼岸の時期・期間
「彼岸」とは「春分の日(3月21日頃)」と「秋分の日(9月21日頃)」を中日としたそれぞれの前後3日、合わせて7日間のことです。
この期間は「彼岸会」といい、寺院に参詣したり、墓参りを行うのが日本の年中行事となっています。
「暑さ寒さも彼岸まで」の使い方・例文
- 暑さ寒さも彼岸までと申しますが、まだ残暑が続きそうですね。
- 暑さ寒さも彼岸までと言うように、彼岸を過ぎてから急に涼しくなった。
- 暑さ寒さも彼岸までと言うように、今耐えれば後は楽になるだろう。