「彷彿」の意味

「彷彿・髣髴」の読み方は「ほうふつ」と読み、

  1. よく似ているさま、ありありと思い浮かぶさま
  2. はっきり識別できないさま

を意味します。

使い方・例文

よく似ているさま、ありありと思い浮かぶさま

  • 青空を彷彿とさせる色
  • 幼い弟は、兄の子供時代を彷彿とさせた
  • 名工を彷彿させる工芸品
  • 現役時代を彷彿させる活躍

はっきり識別できないさま

  • 彷彿として全景がよく見えない
  • 雲間から月が彷彿と見える
  • 目的地が彷彿として見えてくる

類語

よく似ているさま、ありありと思い浮かぶさま
丸写し・瓜二つ・其の儘・其の通り・生き写し・そっくり
はっきり識別できないさま
朧・朧気・曖昧・不明・漠然・茫漠模糊朦朧縹渺・茫々・幽か・不明瞭・不鮮明・不安定・仄か・ほんのり・鈍い・淡い・曇り・もやもや・ぼうっと・ぼんやり・くぐもる・曖昧模糊・雲煙模糊・有耶無耶・五里霧中・空々漠々