「煩悩」の意味

「煩悩」の読み方は「ぼんのう」と読み、仏教で、心身を悩まし、苦しめる心の作用を意味します。

慣用句

煩悩あれば菩提あり
迷いがあるからこそ、悟りを開くこともあること
煩悩即菩提
煩悩に捉われるのも人間の本性であり、やがて悟りを開く縁となるので、煩悩と菩提(悟り)は別のものではないということ
煩悩の犬は追えども去らず
煩悩は人に付きまとい、飼い犬がまとい付くように離れないこと

使い方・例文

  • 物欲の煩悩に苦しむ
  • 恋の煩悩に捉われる
  • 煩悩の塊のような人
  • 煩悩を克服する

類語

仏教で、心身を悩まし、苦しめる心の作用
三毒・貪瞋痴とんじんち