「無為」の意味

「無為」の読み方は「むい/ぶい」と読み、

  1. 何もしないでいること
  2. 自然のままで、手を加えないこと
  3. 仏教で、人為的につくられたものでないもの

を意味しますが、1の意味でよく使われます。

四字熟語

無為徒食 するべきことをしないで遊び暮らすこと
無為無策 何の策もなく、何も対処しないこと
無為無能 何事もせず、何の役にも立たないこと
無為自然 作為がなく、自然のままであること

慣用句

無為に入る 仏門に入る
無為にして化す(治まる) 政治・教育など手段を使わずとも、自然に任せれば、人民は自然に感化され、国は治まる(老子)

使い方・例文

何もしないでいること

  • 無為に時を過ごす
  • 無為徒食の日々を送る
  • 無為無策で勝てる試合ではない
  • 無為無能な人に、重要な仕事は任せられない

類語

何もしないでいること
漫然