「浮き足立つ」の意味
「浮き足立つ」の読み方は「うきあしだつ・うきあしたつ」と読み、不安や恐れで逃げ腰になることを意味します。
「浮足」とは、足のつま先だけが地面に付いて地面をしっかり踏んでいない状態のことです。
その意味が転じて、不安で落ち着かない態度を意味するようになりました。
「浮き足立つ」の誤用
「浮き足立つ」を浮き浮きして落ち着かない様子という意味で使うのは誤用です。
楽しい気分で落ち着かない様子を表現する場合は、「いそいそする」、「浮き立つ」、「心を弾ませる」、「胸を膨らませる」、「足が地に着かない」などの表現があります。
使い方・例文
- 会社が倒産するかもしれないと知り、社員たちは浮き足立った
- 突然現れた警察に、泥棒は浮き足立つ
- 自分が負けそうになると分かると、途端に浮き足立つ性格だ
類語
不安や恐れで逃げ腰になること | 一驚・驚愕・驚倒・仰天・動転・狼狽・転倒・栃綿棒・慌てる・動じる・面喰う・魂消る・取り乱す・狼狽える・浮き立つ・挙措を失う・面食らう・腰を抜かす・肝を潰す・寝耳に水・吃驚仰天・周章狼狽・右往左往・目を白黒させる |
---|