「蛇足」の意味
「蛇足」の読み方は「だそく」または「じゃそく」と読み、余計なもの、無くてもよいものという意味があります。
「その話は蛇足だ」のように、無駄なものを指すときに使いますが、「蛇足ですが…」のように、自分の話にあっても無くても良い説明を付け足すときにも使われる言葉です。
由来
由来は中国戦国時代の史書・『戦国策』が出典です。
中国・楚の国で、酒を巡って数人の男が蛇の絵を描く競争を行い、最初に完成させた人が酒を飲める約束でしたが、最初に仕上げた人が余裕を示そうと足まで描いてしまったために負けたという故事から、あっても利益がない余計な物事を指すようになりました。
使い方・例文
- 蛇足な文章を削除する
- 蛇足の説明は除く
- 蛇足だが、説明を加えておく
- この続編は蛇足とも考えられる
類語
余計なもの、無くてもよいもの |
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僭越・不要物・お節介・無用の長物・差し出がましい |