「慎む」の意味
「慎む」の読み方は「つつしむ」と読み、
- 慎重に振る舞う
- 控えめにする
- うやうやしくかしこまる
- 謹慎する
といった意味がありますが、近年は1~3の意味でよく使われる言葉です。
また、3の意味で使う場合は「謹む」と書き、「謹んで~」のように副詞的に使われます。
「慎む」は心から慎んで、出過ぎないよう控えめにすること、「謹む」は言葉に気を付けて相手を上に見て、自分を下に見るというのが本来の意味です。
送り仮名を「慎しむ」「謹しむ」とするのは誤用です。
使い方・例文
慎重に振る舞う
- 言葉を慎む
- 行動を慎む
- 私語を慎む
- 慎んだ態度
控えめにする
- 酒を慎む
- 暴食を慎む
うやうやしくかしこまる
- 謹んで告げる
- 謹んで承る
- 謹んで礼拝する
- 謹んで耳を傾ける
類語
慎重に振る舞う |
---|
自粛・自重・憚る |
控えめにする |
節制・節度・自制・戒慎 |
うやうやしくかしこまる |
畏敬・恭敬・恭倹・恐懼・畏れる |