「分水嶺」の意味

「分水嶺」の読み方は「ぶんすいれい」と読み、

  1. 分水界になっている山脈
  2. 物事の方向性が決まる分かれ目

を意味します。

分水界とは、雨水が二つ以上の水系へ分かれて流れる境界のことです。

使い方・例文

分水界になっている山脈

  • この山脈が東地区と西地区の分水嶺になっている
  • 分水嶺の南北で文化が異なっている
  • 海水と湖水に分かれる分水嶺
  • 分水嶺を国境に制定する

物事の方向性が決まる分かれ目

  • この出来事が、二人の命運を分ける分水嶺となった
  • この勝負は、生きるか死ぬかの分水嶺だ
  • これは従来の日本画との分水嶺となる絵だ
  • この長編物語の分水嶺となるのは第五巻からだ

類語

物事の方向性が決まる分かれ目
境・境目・先途・関頭・鍔際つばぎわ・瀬戸際・土俵際・分け目・関が原・天王山・天下分け目・剣が峰に立つ・危急存亡の秋