「粋」の意味
「粋」という言葉には
- 人情に通じ、物分かりが良い(潔い)こと
- 気質・態度・身なりなどがさっぱりと垢抜けていて、色気があること
- 花柳界、遊興に精通していること
といった意味があります。
「粋」という漢字は「粹」とも書き、「卒」は完全を意味します。「粋」や「粹」は完全に精米した米のことを意味しており、そこから混じり気のない、純粋といった意味を持っています。
また「粋」を「すい」と読む場合は、1の意味に加えて、純粋なもの、優れたものを指すときにも使われます。
「粋」の使い方・例文
「粋」が入る慣用句
「粋」が入る慣用句には「粋を利かす」、「粋が川へ陥る」、「粋が身を食う」などがあります。
「粋を利かす」は、物事の処理に関して、第三者が物分かり良く裁くことを意味します。
「粋が川へ陥る」は、知ったかぶりをする人が、かえって失敗することを意味し、「粋が身を食う」は遊興に通じて得意になっている人は、それに深入りしていつか身を滅ぼすことのたとえです。
「粋」の類語
類語 | 意味 |
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気の利いた・心意気、気立てが良い・気風の良い | 人情に通じる | 洗練・お洒落・瀟洒・都会的・趣味、センス、スタイルの良い | 垢抜けている |