「気を揉む」の意味
「気を揉む」という慣用句には、あれこれと心配して悩むという意味があります。
「気を揉む」の「揉む」は不安な気持ちがあっちへ行ったりこっちへ行ったりと押し合って、心の中で葛藤する様子を表わします。
「気が揉める」と言われることもありますが、意味は同じです。ただし「気が揉まれる」と言うのは誤用です。
「気を揉む」の使い方・例文
- 雨が降って、イベントが中止になるのではと気を揉む
- 結果の報せがなかなか来ないので、気を揉んでいる
- 優柔不断な彼なので、いつも私に気を揉ませる
- 家族の帰りが遅いので気が揉める
- 無事に成功できるかどうか、気が揉める
「気を揉む」の類語
あれこれと心配して悩む |
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急く・逸る・憂う・踠く・焦る・焦心・焦燥・焦慮・(気が)尖る・不安・苛立つ・急き込む・いらいら・じりじり・はらはら・そわそわ・やきもき・業を煮やす・矢も楯も堪らず・手に汗を握る |