「感慨」の意味
「感慨」という言葉には、心に深く感じることという意味がありますが、何かに思いをこめるときに「感慨をこめて」とも使われる言葉です。
「感慨深い」「感慨もひとしお」という場合は「感慨」よりも心に深く感じる度合いが強調されています。
「感慨無量」は感慨がはかり知れないほど深く強いことを意味し、「感慨深い」よりも強調されています。また、「感無量」は「感慨無量」と同じ意味です。
「感慨にふける」と「感慨に浸る」は、深く感じ入る境地に入り込むといった意味合いで使われます。
「感慨」の使い方・例文
- 落ち着いた雰囲気で、感慨がある部屋
- 成人してから、誕生日が来ても何の感慨もなくなった
- 感慨をこめて料理を作る
- 感慨深い目で写真のアルバムを見る
- 努力が実を結んだ瞬間は、感慨もひとしおだった
- 10年ぶりに故郷に帰って感慨無量だった
- 感無量の表情で、感謝の気持ちを述べた
- 名作を読んで感慨にふける
- 好きな音楽を聴いて感慨に浸る
「感慨」の類語
類語 |
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感心・感銘・陶酔・胸を打つ・胸に響く・胸に迫る・胸が一杯になる・心の琴線に触れる |