「境地」の意味
「境地」の読み方は「きょうち」と読み、
- その人の置かれている立場
- ある段階に達した心の状態
- 場所や土地、環境
- 芸術などの分野・世界
といった意味があります。
1、2は人の立場・心境に対して使われ、3は土地の境界線を表したり、「文明の境地」のように、その土地の環境を表わすときにも使われます。
「境地」の使い方・例文
その人の置かれている立場
- 苦しい境地に立たされる
- 絶体絶命の境地
- 夢か現実か分からない境地
- 気楽で、自由な境地にいた
ある段階に達した心の状態
- 無我の境地に達する
- 悟りの境地に至るため、修行する
- 諦めの境地に達する
- 忘我の境地で舞い踊る
場所や土地、環境
- ここは北町と南町の境地だ
- 境地には関所がある
- 外界と隔絶された境地
- メキシコはマヤ文明の境地だ
芸術などの分野・世界
- その現代画家は、日本画の新境地を追求している
- 彼女はこの作品で、新境地を開拓した
- 彼の創造するものは、独自の境地に達している
「境地」の類語
類語 |
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境界・境涯・境遇・心境・立場・状態・立つ瀬 |