「触媒」の意味
「触媒」の読み方は「しょくばい」と読み、それ自身は化学変化を起こさないが、他の物質の化学反応を促進または抑制する物質を意味する言葉です。
触媒の作用を研究する物理化学のことを「触媒化学」と言い、自動車の排出ガスで、一酸化炭素や炭化水素などを低温酸化させて窒素と酸素に還元させる装置のことを「触媒式浄化装置」と言います。
また、「彼の存在が触媒となった」のように、その人・物事があったために起こる新たな出来事を比喩的に表すときに使われることがあります。
使い方・例文
- 石炭の液化には触媒が必要だ
- 触媒作用を起こす化学物質
- 彼の存在が触媒となり、事件の真相が明らかになる
- 事実を触媒として、別の物語を創作する
類語
それ自身は化学変化を起こさないが、他の物質の化学反応を促進または抑制する物質 |
---|
媒質 |