「上弦の月」の意味
「上弦の月」の読み方は「じょうげんのつき」と読み、新月が次第に満ちて満月に至るまでの半月のことを言います。
太陽暦では毎月7~8日頃に当たり、日没前の夕方頃から南の空で見え始め、月の東半分が輝いて見えます。
月の満ち欠けは毎月繰り返される現象ですが、古来歌人は秋の月を仰いで歌を詠んだことから、特に秋の月のことを指す言葉です。
「下弦の月」の意味
「下弦の月」の読み方は「かげんのつき」と読み、十五夜を過ぎ、次第に欠けて新月に至るまでの半月のことを意味します。
太陽暦では毎月22~23日頃に当たり、月の西半分が見えます。
「上弦の月」と同じように、特に秋の月のことを指す言葉です。
「上弦」「下弦」の「弦」は月を弦を張った弓に見立てた言葉で、月の入りに弦が上を向くように見えることから「上弦」、月の入りに弦が下を向くように見えることから「下弦」と言われます。
使い方・例文
- 空に上弦の月が出る
- 上弦の月が西空にかかる
- 二十三夜の下弦の月
- 下弦の月が東の空に出る
類語
半月 |
---|
弦月・弓張り月 |