「高嶺の花」の意味
「高嶺の花」の読み方は「たかねのはな」と読み、遠くから眺めるばかりで、自分のものにはできないものという意味があります。
「高嶺」は高い山の頂上のことで、望んでも手に入らないものを、高い山に咲く花に例えた言葉です。
「彼女は高嶺の花だ」のように人を指したり、「今の給料で家を買うなど高嶺の花だ」のように物事の不足を表すときに使われます。
金額が高価なために手が届かないものでも「高嶺の花」と書き、「高値の花」と書くのは誤用です。
人に対して使う場合
「高嶺の花」は女性を指すときに多く使われますが、元々の意味が価値が高く、自分のものにはできないものという意味のため、「彼は高嶺の花だ」のように、男性を指して使うこともできます。
使い方・例文
- 美しい彼女は、私には高嶺の花だ
- 華のある彼は、女性たちにとって高嶺の花だ
- かつて海外旅行は、庶民にとって高嶺の花だった
- この学力では、一流大学など高嶺の花だ
類語
遠くから眺めるばかりで、自分のものにはできないもの |
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高望み・不相応・不釣合・不適当・そぐわない |