「珍重」の意味

「珍重」の読み方は「ちんちょう」と読み、

  1. 珍しいとして大切にすること
  2. 自分を大切にすること
  3. 祝うべきこと
  4. 和歌・連歌が優れていること、ほめ言葉
  5. 禅僧が用いる辞去の挨拶、ごきげんよう

といった意味がありますが、一般には1の意味でよく使われる言葉です。

2の意味では、手紙で人に自重、自愛をすすめる語として「くれぐれも御珍重ください」のように使われます。

3の意味では「珍重の至り(めでたいこと)」「何事もなく、珍重(結構に)に存じます」のように使われました。

使い方・例文

珍しいとして大切にすること

  • 宝石は貴重なものとして珍重される
  • この模型は非売品で、マニアの間で珍重されている
  • 長寿の薬として珍重される植物
  • やっと生まれた子として珍重される
  • 特殊な才能を人々は珍重する

類語

珍しいとして大切にすること
稀・希有・稀覯きこう・珍無類・有り難がる
自分を大切にすること
自重・自愛・自尊
祝うべきこと
吉事・慶事・好事・めでたい