「年増」の意味

「年増」の読み方は「としま」と読み、娘盛りを過ぎた女性のことを意味します。

語源は年上であることを意味する「年増としまさり」が由来とされ、江戸時代の遊郭で盛りを過ぎた遊女を「年増」と読んだことが一般化されたものです。

年増の年齢

江戸時代は20歳前後を年増、20歳~28、9歳くらいまでを中年増、それより上を大年増と言いました。

現在は30歳~40歳前後までの女性を指し、30歳代は年増、35歳ごろを中年増、40歳代を大年増と言います。

また、女性として最も成熟した年頃という意味で「年増盛り」という言葉もあります。

使い方・例文

  • 彼女はもういい年増だが、娘のように若々しい
  • 女性に年増と言うのは失礼に当たる

類語

娘盛りを過ぎた女性のこと
中年増・大年増・姥桜・小母さん