「蕩ける」の意味

「蕩ける/盪ける」の読み方は「とろける」と読み、

  1. 固体が溶けて液体になる
  2. 心のしまりがなくなる
  3. 怒りなどがとけて心が和む

といった意味がありますが、現在は1、2の意味で使われ、3は古文で使われます。

使い方・例文

固体が溶けて液体になる

  • バターが蕩ける
  • キャラメルが口の中で蕩ける
  • チーズが熱で蕩ける
  • 舌が蕩けるような風味

心のしまりがなくなる

  • 心が蕩けるような音楽
  • 蕩けるような春の陽気

類語

固体が溶けて液体になる
溶解・熔解・融解・溶融・潮解・溶ける・解ける
心のしまりがなくなる
陶酔・陶然・弛緩・弛む・緩む・うっとり
怒りなどがとけて心が和む
和む・解れる