「鳥目」の意味

「鳥目」の読み方は「とりめ/ちょうもく」と読み、読み方によって意味も異なります。

鳥目とりめの意味

鳥目とりめ」と読む場合は夜盲症(夜、目が見えなくなること)を意味します。

鳥は夜、目が見えていないと考えられていたことから夜盲症のことを鳥目と言うようになりました。ですが、実際はほとんどの鳥は夜でも目が見えています。

由来は諸説ありますが、夜行性の鳥類が少なく、また人間と生活を共にする鶏などの鳥は昼行性で夜に視力が低下することから、鳥は夜目が見えないと考えられていたという説があります。

鳥目ちょうもくの意味

鳥目ちょうもく」と読む場合はを意味します。

江戸時代までの銭は中心に穴が開いていたことから、鳥の目に似ていることで「鳥目ちょうもく」「お鳥目ちょうもく」と呼ばれました。

使い方・例文

鳥目とりめ

  • 鳥目はビタミンA不足によっておこる
  • 鳥目を治すため栄養摂取する

鳥目ちょうもく

  • お鳥目を支払う
  • 働いて、一日分の鳥目をもらう
  • 鳥目を貯める

類語

金・金銭・銭金・金子・現金・正金・正貨・金貨・銀貨・銅貨・貨幣・通貨・硬貨・お足・お宝