「等閑」の意味

「等閑」の読み方は「とうかん/なおざり」と読み

  1. いい加減にしておくさま、本気でないさま
  2. ほどほどで、あっさりしているさま

といった意味がありますが、現在は1の意味でよく使われます。

「なおざり」と「おざなり」の違い

等閑なおざりに似た言葉に「おざなり」という語がありますが、「おざなり」はいい加減であるものの一応やらなければらないことをするという意味合いがあり、「なおざり」は無視して放っておくという意味の違いがあります。

使い方・例文

いい加減にしておくさま、本気でないさま

  • 問題を等閑にする
  • 対策を等閑にする
  • 仕事を等閑にする
  • 配慮が等閑になっている

類語

いい加減にしておくさま、本気でないさま
虚・雑・油断・閑却・仮初・粗雑・粗略・疎漏・粗末・粗放・粗笨そほん・怠る・疎か・透き・蔑ろ・ゆるがせ・無造作・大雑把・無調法・不始末・不注意・不用意・抜かる・手抜かり・目を離す・気が散る・投げ遣り・徒や疎か・粗っぽい・不行き届き