「煮こごり」の意味

「煮こごり」の読み方は「にこごり」と読み、

  1. 魚などの煮汁が、寒気で固まったもの
  2. 魚を柔らかく煮て、煮汁とともにゼラチン、寒天などで固めた料理

といった意味があります。

漢字で書く場合は「煮凝り」または「煮凍り」と書きます。

煮こごりにはサメ、タイ、コチ、カレイ、ヒラメ、アンコウ、スッポンなどゼラチン質に富んだ魚が使われます。

「煮こごり」の由来

水分を含んだものが固まったり、凍ったりすることを「こごる」と言います。

ゼラチン質を含んだ魚の煮汁は冷えると固まるため、「煮こごり」と言うようになりました。

使い方・例文

  • 冬期や寒冷地では自然に煮こごりができやすい
  • 煮こごり料理はゼリー寄席の原型とも考えられている
  • 北海道には「エイの煮こごり」料理がある