「嚢中の錐」の意味
「嚢中の錐」の読み方は「のうちゅうのきり」と読み、才能のある人は、凡人の中にあっても自然にその真価が現れてくることのたとえです。
錐を袋に入れると先が外に出る様子から、俊才は隠れていても、必ず世に現れることを意味します。
誤用
「嚢中の錐」を害になる人物という意味で使うのは誤用です。
例えば「嚢中の錐のように、他人を攻撃する人」のように使うのは誤用になります。
使い方・例文
- 嚢中の錐のような俊才
- 嚢中の錐というように、彼はいずれ画家として大成するだろう
- その文才からして、まさに彼女は嚢中の錐だ
類語
才能のある人は、凡人の中にあっても自然にその真価が現れてくること |
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錐嚢・錐の嚢中に処るがごとし |