「博労」の意味

「博労/馬喰/伯楽」の読み方は「ばくろう」と読み、

  1. 牛馬の良し悪しを鑑定する人、病気を治す人、売買・周旋する人
  2. 物と物とを交易すること

といった意味があります。

「伯楽」は「はくらく」とも読み、「はくらく」が転じて「ばくろう」と読むようになったと言います。

「伯楽」は中国で天馬を守る星の名であり、中国周の時代、馬を見分ける名人であった人物の名前です。

「伯楽」を「はくらく」と読む場合は、馬だけでなく人の資質や能力などを見抜き、人材育成に巧みな人を指すこともあります。

使い方・例文

牛馬の良し悪しを鑑定する人、病気を治す人、売買・周旋する人

  • 博労が馬を鑑定する
  • 博労が馬を買う
  • 名博労あって名馬が生まれる

四字熟語

伯楽一顧
伯楽が鑑定することで名馬が見出されること、賢者が名君・賢相に見出されることで、才能を発揮すること

慣用句

伯楽一たび冀北きほくの野を過ぎて馬群を遂にむな
伯楽が一度良馬の産地・冀州北部を通ると、良馬は1頭も残らない、名君・賢相が上にいると民間の賢人は皆朝廷に用いられること