「風情」の意味

「風情」の読み方は「ふぜい」と読み、

  1. 風流・風雅の趣
  2. 気配、様子
  3. 代名詞の後に付け、へりくだる・卑しめること
  4. 名詞の後に付け、~のようなもの
  5. 能楽で、所作のこと

といった意味がありますが、現在は1~3の意味でよく使われます。

使い方・例文

風流・風雅の趣

  • 風情ある景色
  • 豊かな風情の料理
  • 事務的で風情がない空間
  • 風情も何もない考え

気配、様子

  • 自信満々といった風情の笑顔
  • 二人は愉快な風情で会話していた
  • 彼は真面目すぎる風情がある
  • 謎めいた風情の女性

代名詞の後に付け、へりくだる・卑しめること

  • 私風情には、もったいないお言葉です
  • 我々風情が、文句を言えることではない
  • 彼風情にできる芸当ではない

類語

風流・風雅の趣
趣・味(わい)・情趣・興趣・野趣・風趣・趣味・趣向・風致・風韻・風格・情味・余情・余韻・気韻・神韻・神気・色艶・筆致・詩趣・渋味・茶味・俳味・禅味・潤い・(物の)哀れ
気配、様子
趣・風・姿・相・有様・状態・状況・形相・事相・様相・様態・態様・模様・面目・佇まい
代名詞の後に付け、へりくだる・卑しめること
等・なんか・なんて