「呆ける」の意味
「呆ける」の読み方は「ほうける/ぼける」と読み、読み方によって意味が異なります。
ほうけると読む場合
「呆ける・惚ける・耄ける」と読む場合、
- 意識・知覚が鈍った状態になる
- 夢中になる
を意味します。
2の意味では、「遊び呆ける」のように、動詞の連用形として使われます。
ぼけると読む場合
「呆ける・惚ける・暈ける」と読む場合、
- 意識・知覚が鈍った状態になる
- 色や輪郭、物事の内容などがはっきりしなくなる
を意味します。
2の意味では「暈ける」と書きます。
使い方・例文
意識・知覚が鈍った状態になる
- 呆けたように口が開いている
- 頭を打って意識が呆ける
- 待ち惚けを食う
- 寝不足で寝呆ける
夢中になる
- 一日中遊び呆ける
- 好きな音楽を聴き呆ける
色や輪郭、物事の内容などがはっきりしなくなる
- 色が暈けて薄く見える
- ピントが暈ける
- 論点が暈けて曖昧になる
類語
意識・知覚が鈍った状態になる |
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放心・自失・気抜け・痴れる・焼きが回る |
夢中になる |
心酔・熱中・熱狂・没頭・没入・傾倒・耽溺・惑溺・傾注・三昧・酔う・浸る・耽る・貪る・惚れる・熱する・淫する・気違い・逆上せる・心を奪われる・我を忘れる・現を抜かす・明け暮れる・凝り固まる・憂き身を窶す・血道を上げる・病膏肓に入る・熱を上げる・熱に浮かされる |
色や輪郭、物事の内容などがはっきりしなくなる |
霞む・煙る・曇る・掠れる・剥げる・仄めく・褪せる・色褪せ・ぼやける |