「象徴」の意味
「象徴」の読み方は「しょうちょう」と読み、
- ある別のものを示す目印・記号
- 抽象的なものを具体的なものによって分かりやすくすること
といった意味がありますが、日常では2の意味でよく使われる言葉です。
1の意味は、例えば時計の針が12時を指しており、それが何か別の意味を指しているという隠喩的な意味で用いられ、「12時を指す時針は、犯人の正体を象徴している」のように使われます。
2の意味では「平和を象徴する銅像」のように、抽象的なものや人の思想・観念などをものを使って表すときに用いられる言葉です。
また、子供が葉っぱをお皿に見立てたり、砂で団子を作って遊んだりするように、別のものによって何かを表す人の行動を「象徴機能」と言います。
「象徴」の使い方・例文
抽象的なものを具体的なものによって分かりやすくすること
- 着物は日本文化の象徴だ
- 愛を象徴する絵
- 時代を象徴する出来事
- 春を象徴する音楽
「象徴」の類語
ある別のものを示す目印・記号 |
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隠喩・暗喩 |
抽象的なものを具体的なものによって分かりやすくすること |
表象・表徴・比喩・寓意・シンボル・イメージ |