「堪らない」の意味

「堪らない」の読み方は「たまらない」と読み、

  1. 現状を保てない、ひどい状態になる
  2. 感情などを我慢できない、やり切れない
  3. この上なくよい
  4. 程度が甚だしい

といった意味があります。

4の意味では「可愛くて堪らない」のように、「~て堪らない」という形でよく使われます。

使い方・例文

現状を保てない、ひどい状態になる

  • この暑さでは、植物は堪らないだろう
  • 無理をして、これ以上病気を悪くしては堪らない
  • そんなに引っ張っては、服が堪らなくなる
  • そんなに汚しては靴が堪らない

感情などを我慢できない、やり切れない

  • これほど暑くては堪らない
  • 騒音がうるさくて堪らない
  • 朝から空腹で堪らない
  • 成功するか不安で堪らない
  • 可哀想で堪らない気分だ

この上なくよい

  • 仕事の後のビールは堪らない
  • 夏は冷房の風が堪らない
  • パンと牛乳の組み合わせが堪らない
  • 愛犬家には堪らない写真集

程度が甚だしい

  • 読書が堪らなく好きだ
  • 仔猫が可愛くて堪らない
  • 遊園地が楽しくて堪らない
  • 贈り物をもらって堪らなく喜ぶ

類語

現状を保てない、ひどい状態になる
限界
感情などを我慢できない、やり切れない
不満・悶々・敵わない・忍びない・いたたまれない
この上なくよい
最高
程度が甚だしい
仕方ない