「あしらう」を漢字にすると?

「あしらう」を漢字で書くと、「遇う」と「配う」に分けられます。

「遇」という漢字は待遇、冷遇、遭遇といった熟語に使われるように、人をもてなす、会うといった意味があります。

「配」の漢字には配るという意味の他に、並べる、組み合わせるといった意味があります。

「あしらう」の意味は?

漢字の意味を知れば、同じ「あしらう」の読みでも、どちらの漢字を使うのか見分けることができます。

遇う

接客

  • 相手・対応をする
  • まともに対応せず、受け流す
  • 見下した態度で接する

配う

刺身

  • 彩り・素材などを上手く配置する、取り合わせる
  • 主となるもの引き立てるよう添える、加える

「あしらう」の使い方・例文


遇う テキパキとしていて、客あしらいが上手い
口うるさくしつこいので、適当に返事をしてあしらう
冷たく笑って、鼻であしらう
配う レースをあしらったデザイン(素材を上手く取り合わせる)
宝石をあしらったドレス(ドレスに宝石を添える)
料理に季節の花をあしらう(料理に花を添える)

「あしらう」の類語・例文

類語 例文
遇う 上手く扱う 客を上手く扱う
上手く避ける 難しい要求を説得して上手く避ける
聞き流す 聞き流して、話題を切り替える
適当にやり過ごす 忙しいので、話しかけてくる人を適当にやり過ごす
ぞんざいに扱う 嫌いな人をぞんざいに扱う
配う
使う・用いる ビーズが使われたアクセサリー
組み合わせる 洋服にレースを組み合わせる
装飾する 髪飾りで装飾する
盛り込む 旬の食材を盛り込んだ料理