「依怙贔屓」の意味

「依怙贔屓」は「えこひいき」と読み、自分の気に入っている人だけの肩を持つことという意味があります。

「依怙」と「贔屓」が合わさった四字熟語で、どちらも自分の気に入った人を優遇するという意味がありますが、「依怙」には不公平に贔屓するという意味合いがあります。

そのため「依怙贔屓」は、肩入れしている理由が不公平なときに使われる言葉です。

「贔屓」は得意客を「贔屓筋」とも呼ぶように、応援してくれる人や支援者を表すときにも使われます。

「依怙贔屓」の使い方・例文

  • 彼は人を依怙贔屓するところがある
  • 依怙贔屓する人は、器が小さい人だ
  • 兄ばかり依怙贔屓するのは、不公平だ
  • 「依怙贔屓」の類語

    類義語 依怙・差別・偏愛・身贔屓・贔屓目・欲目・肩を持つ・不正不公・専断偏頗せんだんへんば
    対義語 公平・平等・城府を設けず・公平無私・一視同仁