「鬼籍」の意味・読み方

「鬼籍」の読み方は「きせき」と読み、死者の名前や死亡年月日などを記した帳面のことを言います。また、そうした帳簿のことは「過去帳」「点鬼簿」「閻魔帳」とも言われます。

「鬼籍にる」という慣用句は、死亡すること、また死んで鬼籍に名を記入されることで、死ぬことを婉曲して言うときに使われます。

「鬼籍」の使い方・例文

  • 鬼籍に入った旧友を思い出す
  • この廃村に住んでいた人々は、今はもう鬼籍に入っている
  • 彼は数年前に鬼籍入りしたため、事件の真相は分からない
  • 鬼籍は神社やお寺で管理されている

「鬼籍」の類語

鬼籍に入る
陥る・眠る・瞑目・瞑する・身罷る・巨星落つ・死出の旅・帰らぬ旅・不帰の客となる・黄泉の客となる・幽明境を異にする