「凝結」の意味

「凝結」の読み方は「ぎょうけつ」と読み、

  1. 感情・考えなどが一つに凝り固まること
  2. 気体が冷却・圧縮されて液体になること
  3. 溶液中のコロイド粒子が集まって粒子をつくり、沈殿すること

といった意味があります。

1の意味では「人々の思いが凝縮する」というように、人の思いが集まっているという意味や、「疑念が凝縮している」というように、凝り固まっている気持ちを表すときにも使われます。

また「体が凝結したようになる」「恥ずかしさで耳に血が凝結する」というように、緊張や恥ずかしさなど、体の様子を表すときにも使われる言葉です。

2は凝縮、3は凝固とも言われます。

「凝結」の使い方・例文

  • 変わることなく凝結した思い
  • 血を凝結させるような恐ろしさ
  • 不気味なものを見たように、凝結した表情になる
  • 水蒸気が凝結すると水になる
  • 魚の油が凝結して煮凝りになる

「凝結」の類語

類語
凝る・凝縮・凝固・凝集・結露